HAPPY NEW YEAR 2020!!
明けましておめでとうございます。
東京オリンピック開催年2020年に突入しましたね。
皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか。
お正月は、お餅におせちなど、おいしいごちそうがたくさんありますね。
ご自身が思っていた以上に正月太りしてしまい、焦っている妊婦さんはいませんか??
妊娠中に体重が増えすぎると、「妊娠糖尿病」、「妊娠高血圧症候群」、「難産」のリスクが高くなりますので気をつけましょう。
今回は、お正月のごちそうつづきで疲れた胃腸を休めるのにもってこいな「七草粥」についてお話したいと思います。
「七草粥」とは、お正月の最後、1月7日の朝にいただくおかゆのことをさします。七草粥の中には春の七草やお餅が煮込まれています。
そして、春の七草とは以下の7つで、それぞれ意味を持ちます。

芹(せり):競り勝つ
薺(なずな):なでて汚れを取り除く
御形(ごぎょう):仏の体
繁縷(はこべら):繁栄がはびこる
仏の座(ほとけのざ):仏の安座
鈴菜(すずな):神を呼ぶための鈴
清白(すずしろ):汚れのない清白
七草粥には上記で解説した意味がこめられているのと同時に、体の疲れをいたわる薬草の効果もあります。また、七草粥を食べるということは、一年の無病息災を祈るとともに、お正月のおせち料理などで疲れた胃や腸を休めるという意味もあります。
大晦日やお正月の贅沢なごちそうからすると七草粥はそっけないようにも思えますが、素朴で優しい味わいのおかゆにホッとできるのではないでしょうか。
☆七草粥のおいしい作り方☆
■材料(2人分)
・春の七草(季節にスーパーでパックで売られています)
・お米1/2合
・水600ml
■下ごしらえ
・すずしろ(大根)とすずな(かぶ)の実は、食べやすい大きさに切ってから薄切りにします。
・ティースプーン1杯の塩を加えたお湯を沸かし、おかゆと食べても違和感がないくらいやわらかめにゆでます。(目安は2-3分)ゆであがったらお皿やバットにあげておきます。
・他の七草はさっと洗い、鍋の湯を再度沸騰させ、残りの七草をサッとゆでます。すぐにざるあげして冷水にとり、冷めたら軽くしぼって粗く刻みます。刻んだものは再度水を軽くしぼっておきます。
■作り方
①研いだお米1/2合を鍋に入れ、水600mlをそそぎいれます。すぐに火にかけ、煮立ったら一度しゃもじで底からかきまぜます。一度まぜたらあとは混ぜる必要はありません。鍋の蓋をずらしてじっくり30-40分ほど炊きます。
おかゆが炊けたら、塩ふたつまみほど加えて、ゆでておいた七草を入れて軽く混ぜてあたためます。(完成!)
妊婦のみなさん、食べすぎには注意してご自身と赤ちゃんを守りましょう。